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【Tb13】『Meltin' Blue2〜青と碧の交わる島』トロンボーン13重奏
「空の青」と「海の碧(あお)」をモチーフに、沖縄のイメージからいくつかのテーマを決めてサウンドスケッチしたものをまとめた2作目です。
曲は4つのサウンドスケッチの組曲形式になっていて、前作Meltin' Blueと同じ「序奏」から始まり、沖縄のガジュマルの古木などの樹木の精霊でありいたずらが大好きだという伝説上の「キジムナー」を第一楽章に、第二楽章は実際に行ってみて、暑い沖縄でも背筋が凍る様な思いをした「旧海軍司令部壕」の印象を、また第三楽章では司令部壕から出た時に遠望できた美しい海を意味する「美ら海」というタイトルの美しい曲を、そして最終楽章となる第四楽章は「青から見た碧」と題し、飛行機が飛び立つ様子からはじまり、空から見た海の印象をテンポよく書き上げました。
大トロシリーズの楽器編成は、アルト、テナー、テナーバス、バスといったトロンボーン達を織り交ぜて使う様な形となっており、この曲もテナー、テナーバス、バストロンボーン向けに書いています。ですが実際には高音が少し厳しくなりますがテナーバスとバスだけでも演奏をする事は可能です。また、トロンボーンだけで演奏できる曲もありますが、ほんの少し打楽器を加える事で、曲にアクセントを加えるものも多く有ります。特にMeltin' Blueシリーズでは「波マシン」と作曲者が呼んでいて、自分で作成してしまった特殊段ボールとガラスビーズからなる「沖縄の海の音」を想像させる楽器がポイントとなります。
(ご興味の有る方はお問い合わせ下さい)
この曲ではテナー5本、テナーバス6本、バス2本の13本のトロンボーン編成となっています。(テナー用の楽譜はテナー記号記譜)
打楽器は前述の波マシンに加え、このMeltin' Blue2では鎖やフィンガーシンバル等、少し特殊な楽器をつかいます。
楽器は全部で7つになりますが、演奏には最小で二名が必要となります。そのため打楽器スコアを用意してあります。
心と耳に残るメロディを持ったサウンドスケッチですので、是非お試し下さい♪
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【楽曲詳細】
♪ 作品コード:ASKS-OT02
♪ 作品種類:大トロシリーズ
♪ 編 成:Trb13+打楽器7(2名必要)
♪ 作曲者:Take.Nagano(長野雄行)
♪ 編曲者:
♪ 制作年:2010年
♪ 難易度:G3.5〜4
♪ 演奏時間:約8分40秒
♪ 初演情報:2010年3月27日に武蔵野市民文化会館で行われたEnsemble Tacet Concert 2010の中で大編成トロンボーンアンサンブル団体「大トロ(おおとろ)」によって初演
【発売日】
2018/1/7
